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【材料】JALが連騰、原油価格の歴史的下落受け空運セクターに追い風

 JAL<9201>が前日比99円高の4430円と連騰、ANAホールディングス<9202>も買いが先行し、業種別騰落率でも空運セクターは値上がり2位となっている。

 前週開催されたOPEC総会では減産が見送られ、これを受けて供給過剰感から原油市況が再び軟化している。北米指標であるWTI原油先物価格は前日7日に2ドル32セントの急落で1バレル=37ドル65セントと6年10カ月ぶりの安値をつけているほか、アジア指標のドバイ原油価格も7日に1バレル=38ドル20セントまで下落し7年ぶりの低水準となった。これを受けて、原燃料コストの低下メリットが収益面で追い風となる空運セクターに物色資金が流入している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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