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【通貨】欧州為替:ロシアルーブルが軟調、原油価格の下落受け


石油輸出国機構(OPEC)が4日の総会で減産を見送ったことから、世界的な供給過剰が長期化するとの観測が高まり、米原油先物ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)は40ドルを割り込でいる。ロシアは、原油が一段と下落すれば財政システムを維持できなくなり、デフォルト(債務不履行)に陥る可能性も否定できないと4日付のドイツ紙「ディ・ヴェルト」に報じられたことが意識され、ルーブル・円は2カ月ぶりの安値圏まで下落しており、目先は下値を見極める展開となりそうだ。


欧州市場では、ドル・円は123円25銭から123円48銭、ユーロ・ドルは1.0802ドルから1.0861ドル、ユーロ・円は133円35銭から133円88銭で推移している。

《TY》

 提供:フィスコ

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