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【特集】品川リフラ Research Memo(2):工業用耐火物で、日本トップクラス、世界でも五指に入る


■会社概要

(1)会社概要

品川リフラクトリーズ<5351>は、耐火物市場で黒崎播磨<5352>と双璧を成し、世界でも五指に入る規模を持つ。耐火物とは、1,500度以上の高温に耐える工業用材料で、鉄鋼、ガラス、非鉄金属、化学、セメント、焼却炉、ごみ溶融炉、ガス・電力などで利用され、産業の基盤となっている。

両社の2015年3月期売上高は100,000百万円を超えているが、3位以下の企業はその5分の1程度の規模しかない。売上高では、黒崎播磨が同社を1割ほど上回るが、経常利益では同社が約4割多い。売上高経常利益率は、同社の5.2%に対し、黒崎播磨は3.4%にとどまる。

2015年3月期の連結売上高の事業別内訳は、耐火物及び関連製品が74.7%、エンジニアリングが22.8%、不動産・レジャー等が2.5%になる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)

《HN》

 提供:フィスコ

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