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【材料】ポールHDは堅調、第3四半期は38.7%営業増益

 ポールトゥウィン・ピットクルーホールディングス<3657>は堅調。同社は4日の取引終了後、16年1月期第3四半期累計(2~10月)の連結決算を発表。売上高は137億1600万円(前年同期比24.5%増)、営業利益は19億2900万円(同38.7%増)、純利益は11億1700万円(同52.5%増)と大幅な増収増益となった。デバッグ・検証事業では6カ国11拠点体制の海外と国内グループ会社の連携を図ることで、国内外ゲームメーカーのグローバル展開サポートに注力。ネット看視事業ではネットショッピングサイトなどでの出品物チェック業務、薬機法や景品表示法などに基づく広告審査業務などの受注が増加している。
 通期業績は売上高178億8100万円(前期比21.2%増)、営業利益22億9300万円(同23.2%増)、純利益13億8700万円(同38.6%増)と従来見通しを据え置いた。
 また、同社は、ソフトウエア品質検証業務を行う新会社「クアーズ」を設立することを発表した。これにより、ポールトゥウィンが展開するソフトウエア品質検証業務サービス部門における事業の一部を新会社に譲渡する。今後、業務系ソフトウエアやIoT(Internet of Things)の普及に伴い、これまでのデバッグ対象とは異なるソフトウエア品質検証業務の増加が見込まれることから、新会社ではこれに対応していく。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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