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【通貨】外為サマリー:1ドル123円20銭前後でもみ合う、米利上げの可能性高まる

 7日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=123円20銭前後と前週末に比べ40銭台のドル高・円安で推移している。
 4日発表された米11月雇用統計は、非農業部門雇用者数が21万1000人増と市場予想(20万人増)を上回った。失業率は5.0%だった。この発表を受け、市場では12月の米利上げの条件は整ったとの見方が強まり、ニューヨーク市場でドルは一時、123円37銭まで上昇した。
 この日の東京市場に移ってからも、123円20銭台と高値圏で推移。ただ、一段の上値追いには力不足で一進一退状態が続いている。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0870ドル前後と前日に比べ0.0001ドル前後のユーロ安と横ばい圏。先週末4日にドラギ欧州中央銀行総裁(ECB)は「必要なら追加緩和を行う可能性がある」と発言している。対円では1ユーロ=133円90銭台と同40銭台のユーロ高・円安で推移している。





出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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