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2015年12月07日10時08分

【経済】OPEC減産の見送り:ロシアに打撃、デフォルトも視野に


石油輸出国機構(OPEC)は4日、原油日産量の上限を3150万バレルに設定することで合意し、減産を見送った。このニュースを受け、NY原油先物は一時3.6%急落する場面をみせた。

ドイツ紙「ディ・ヴェルト」は同日、OPECの合意について、低迷する原油相場を一段と冷え込ませる恐れがあるとの見方を示した。ロシア経済がすでに極限まで来ており、原油価格が一段と下落すれば、ロシアの財政システムが維持できなくなると警告した。ロシアはすでに大幅な財政支出の削減に踏み切っており、原油が一段と下落すれば、デフォルト(債務不履行)の可能性も否定できないと指摘した。

なお、ロシアの財務省は、われわれの状況が「危機」という言葉を超えていると発言した。ロシア中央銀行の試算では、2016-18年の原油価格が1バレル当たり40米ドル以下にとどまった場合、16年のロシア経済が-5%の成長に落ち込むという結果が示された。

《ZN》

 提供:フィスコ

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