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【市況】25日線回復も転換線レベルでの攻防/日経225・本日の想定レンジ


[本日の想定レンジ]
 4日のNY市場は上昇。ポイント高の5142.27で取引を終了した。 昨日の大幅下落を受けた買戻しが入ったほか、11月雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を上回る21万1千人増、失業率は前月と同じ5.0%とな り、12月の利上げが確定的となり、金融政策の不透明感が後退したことが好感された。ダウ平均は369.96ドル高の17847.63、ナスダックは104.74ポイント高の5142.27。シカゴ日経225先物清算値は大阪比250円高の19710円。

 シカゴ先物にさや寄せする格好から、ギャップ・アップからのスタートとなろう。これにより、先週末に割り込んだ25日線を上回ってくる可能性がある。10月に割り込んだときも、翌日には同線を回復しており、25日線が支持線として機能している。

 ただし、一目均衡表では転換線レベルでの攻防になりそう。陰転シグナルを発生させたパラボリックのSAR値は2万円処であり、陽転は厳しいだろう。新値足についても陰転をダマシにするには、終値で2万円を回復してくることが必要である。そのため、25日線を回復するものの、その後の戻り売り圧力は意識しておく必要がありそうだ。19660-19800円のレンジを想定する。

[予想レンジ]

上限 19800円-下限 19600円

《TM》

 提供:フィスコ

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