【特集】決算プラス・インパクト銘柄 … 伊藤園、ピープル、サッポロドラ (11月27日~12月3日発表分)
―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の水準から4日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 サッポロドラ <2786>
16年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比49.0%増の7.4億円に拡大したが、通期計画の10億円に対する進捗率は74.2%となり、4年平均の75.2%とほぼ同水準だった。
★No.2 ピープル <7865>
16年1月期第3四半期累計(2-10月)の経常利益(非連結)は前年同期比2.8倍の4億円に急拡大した。
★No.3 伊藤園 <2593>
16年4月期の連結経常利益を従来予想の140億円→141億円(前期は112億円)に0.7%上方修正し、増益率が24.7%増→25.6%増に拡大する見通しとなった。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<2786> サッポロドラ 東1 +5.29 12/ 2 3Q 49.00
<7865> ピープル JQ +0.97 12/ 3 3Q 176.19
<2593> 伊藤園 東1 +0.92 12/ 1 上期 22.76
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした4日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース