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2015年12月04日18時20分

【為替】来週の為替相場見通し=ユーロ動向を注視、雇用統計が相場左右

 来週の東京外国為替市場のドル円相場は、ユーロ動向など海外情勢に左右される展開が続きそうだ。予想レンジは1ドル=121円50~123円50銭。この週は3日に発表された欧州中央銀行(ECB)の追加緩和が市場では「期待外れ」との見方が多く、ユーロは売り方の買い戻しが入り急反発。ドルは軟調な値動きとなった。「ユーロ高は一時的」とみる声は多いが、当面堅調な値動きとなる可能性もある。そのトレンドを占ううえでも、今晩発表の米11月雇用統計は注目されている。市場では、この日の雇用統計の結果が相当の低調な結果にならない限り、12月利上げは既定路線視されている。ただ、非農業部門雇用者数は20万人前後の増加が予想されているが、これが10万人台前半程度にとどまった場合、ユーロ高・ドル安の動きが継続する可能性もある。きょうの雇用統計は年末に向けてのトレンドを左右しそうだ。
 来週は国内では8日に7~9月期国内総生産(GDP)改定値、9日に10月機械受注が公表される。海外では8日に中国11月貿易収支、11日には米11月小売売上高が予定されている。(岡里英幸)



出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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