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2015年12月04日17時12分

【市況】<マ-ケット日報> 2015年12月4日

 4日の市場は日経平均が大幅反落。終値は前日比435円安の1万9504円で、先月16日以来、約半月ぶりの安値で取引を終えた。下げ幅は9月29日以来の規模。欧州中央銀行(ECB)の追加緩和が市場の期待とまったく違ったことから失望売りが広がった。円相場は122円台へ上昇、中国などアジア株全体も安くなり、追加緩和が期待されていた反動が各方面に表われている。

 昨日の米国市場はECBの追加金融緩和が小規模にとどまったことからダウ平均が大幅続落した。市場はECBのドラギ総裁が以前から大胆な量的金融緩和に言及していたため、今回「量的」な部分がなかったことに失望したようである。この日はISM非製造業景況感指数の予想割れも売り要因のひとつとなっている。さて、東京市場もECBへの失望と欧米の株安、円高(ドル安)を受けて日経平均が300円を超える下げ幅でスタート。その後もアジア株安などがあって、下げ幅を500円近くまで広げる展開となってしまった。今晩に米雇用統計の発表とOPEC総会を控え押し目買いを強く入れにくい状態。株価はほとんど切り返すことなく安値圏での引けとなっている。ひとまずECB期待で買ってきた相場は目先一服。次は今晩の米雇用統計を前提とした今月16日の米国の利上げに焦点が移る。相場としてはそれまで一定のレンジで膠着しやすくなるだろう。ただ基調自体、大崩れする心配はなさそうだ。(ストック・データバンク 編集部)

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