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【材料】川崎汽船、国内大手証券は16年3月期経常利益予想を492億円から243億円に引き下げ

 川崎汽船<9107>が続落。マイナススタートで始まり、その後も売りが優勢の展開。本日の安値圏で推移している。
 国内大手証券では、日系(海運大手)3社の中ではドライバルク船のフリー船の比率が小さく、コンテナ船でも航路再編や大型船の導入で費用の合理化を進めている点は評価できると指摘。それでも、需要減速から稼ぎ頭の北米航路の運賃が停滞、円安、燃料安が一巡する中で、市場平均に対しアウトパフォームすることは難しいと考え、16年3月期経常利益予想を492億円から243億円(会社計画は200億円)に引き下げ。
 レーティングを「バイ」から「ニュートラル」に、目標株価を390円から270円に引き下げている。
《MK》

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