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【通貨】東京為替:ドルもみあい、押し目買いで下値は堅い


4日の東京外為市場で、ドル・円はもみあう展開となった。欧州中銀による追加緩和への失望感で前日からドル売りが強まっているが、押し目買いで下値は堅い。


欧州中銀が前日発表した追加緩和策に失望感が広がり、海外市場ではユーロ買い・ドル売りが強まり、ドル・円は一時122円30銭まで下落。ただ、東京市場では押し目買いが観測されており、122円85銭まで値を戻す場面もあった。


日経平均株価が前場大幅安となったほか、上海総合指数がさえない値動きで推移。また、ランチタイムの日経平均先物が引き続き弱含んでいることから、ドル・円は午後に値を下げる可能性がある。ただ、押し目買いが入りやすいため、下げは限定的とみる。


なお、・ドルは1.0900ドルから1.0956ドルで推移。また、ユーロ・円は上げ渋り、133円79銭から134円24銭で取引された。

【経済指標】
・豪・10月小売売上高:前月比+0.5%(予想:+0.4%、9月:+0.4%)
・10月毎月勤労統計・現金給与総額:前年比+0.7%予想:+0.5%、9月:+0.4%←+0.6%)

【要人発言】
・菅官房長官
「天皇皇后両陛下は1月26日から30日までフィリピン訪問」

《TY》

 提供:フィスコ

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