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【材料】宝HLDに再評価余地、岩井コスモ証券は「B+」で目標株価1050円

 宝ホールディングス<2531>に再評価余地が指摘されている。岩井コスモ証券は3日、同社株の投資判断を「B+」とし目標株価を1050円に設定した。第2四半期(4~9月)の連結営業利益は前期比18%増の38億円と期初計画(29億円)を上回り着地。清酒やソフトアルコール飲料、本みりんなどが好調なほか、海外日本食材卸が2ケタの大幅増収となった。16年3月期営業利益は113億円で据え置かれたが、同証券では120億円(前期比8%増)への増額修正を見込んでいる。
 同社は、10年にフランスのフーデックス社をパートナーとして「海外日本食材卸事業」に本格参入したほか、今後は海外酒類事業での清酒の販売拡大なども目指している。同証券で日本食材卸事業が中期的にも成長のけん引役になるとみている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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