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【市況】11時時点の日経平均は大幅反落、日本郵政や富士通が逆行高


11時00分現在の日経平均株価は19586.36円(前日比353.54円安)で推移している。注目されていた欧州中央銀行(ECB)理事会は、中銀預金金利の0.10%引き下げと債券買い入れ措置の6ヶ月延長を決定した。しかし、市場が期待したほどの規模ではなかったことが失望感につながり、欧州市場は全面安となった。米国市場ではNYダウが252ドル安となり、日経平均もこうした流れを受けて323円安と大幅反落してスタートした。ただ、売り先行後は19600円を挟んだもみ合いが続いている。

個別では、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、ソフトバンクグ<9984>、ソニー<6758>など売買代金上位は全般軟調。KDDI<9433>や資生堂<4911>が3%安となっているほか、商船三井<9104>が4%超の下落に。また、SBSHD<2384>、ベリサーブ<3724>、アクシアル<8255>などが東証1部下落率上位となっている。一方、日本郵政<6178>が堅調。東芝<6502>などとパソコン事業の統合を検討と報じられた富士通<6702>は2%超の上昇に。また、IBJ<6071>、アイスタイル<3660>、クミアイ化<4996>などが東証1部上昇率上位となっている。

《HK》

 提供:フィスコ

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