【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 … 三井ハイテク、アルチザ、綜合臨床HD (12月3日発表分)
―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の12月2日から3日の決算発表を経て4日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 三井ハイテク <6966>
16年1月期の連結経常利益を従来予想の23億円→20億円(前期は37.6億円)に13.0%下方修正し、減益率が39.0%減→46.9%減に拡大する見通しとなった。
▲No.2 アルチザ <6778>
16年7月期第1四半期(8-10月)の連結経常利益は前年同期比71.9%減の6800万円に大きく落ち込み、通期計画の6億2000万円に対する進捗率は11.0%にとどまり、5年平均の21.3%も下回った。
▲No.3 アマガサ <3070>
16年1月期第3四半期累計(2-10月)の連結経常利益は前年同期比21.8%減の2億4400万円に減ったが、通期計画の2億2700万円に対する進捗率が107.5%とすでに上回り、さらに5年平均の104.0%も超えた。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<6966> 三井ハイテク 東1 -3.89 12/ 3 3Q -35.37
<6778> アルチザ 東2 -3.88 12/ 3 1Q -71.90
<3070> アマガサ JQ -2.95 12/ 3 3Q -21.79
<6654> 不二電機 東1 -2.23 12/ 3 3Q 22.73
<2399> 綜合臨床HD 東1 -1.06 12/ 3 1Q -62.93
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした4日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース