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【材料】共栄タンカーが底堅い、タンカー運賃5割上昇が後押し

 共栄タンカー<9130>は海運株が業種別値下がりトップとなるなかで底堅さが目立つ。前日に6日ぶりに190円台に乗せて引けたが、きょうも売り物をこなし頑強な展開。ばら積み船市況の低迷が目立っているが、一方で原油安を背景に石油タンカー市況は好調で運賃は高止まりしている。北半球は冬場の需要期を迎えるなか、タンカーを主力とする同社はこれを追い風材料に買いを集めている。4日付の日本経済新聞は「運賃水準を示すワールドスケールは12月上旬時点で、代表的な航路である中東―東アジア間で68.6。10月末の直近の安値に比べ5割近く上昇した」と報じており、株価を刺激するかたちとなった。


出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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