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【通貨】明日の為替相場見通し=ECB理事会に視線集中、追加緩和の規模に関心

 きょうからあすにかけての外国為替市場は、欧州中央銀行(ECB)理事会の結果に左右されそうだ。予想レンジは1ドル=122円80~124円00銭。この日は、米ADP雇用統計が堅調だったほか、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)の講演内容が12月利上げに前向きなものと受け止められたこともあり一時123円50銭前後まで値を上げた。市場の関心は今晩のECBに集中している。追加緩和の可能性は高いと予想されており、焦点はその内容。「量的緩和(QE)の期間延長」、「国債の買い入れ金額の増額」、「中央銀行に余剰資金を預けた際の金利引き下げ」などが予想されているが、追加緩和の規模が小さいと判断された場合はユーロが買い戻される可能性もある。
 また、今晩はイエレンFRB議長の議会証言やフィッシャー副議長の講演などがある。米10月耐久財受注なども注目されそうだ。






出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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