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2015年12月03日15時42分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):三井化学、日清食HD、日産自、マーベラス

■三井化学 <4183>  533円  +5 円 (+1.0%)  本日終値
 三井化学<4183>が4日続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は同社について、17年3月期予想営業利益を700億円から750億円へ上方修正、業績予想の上方修正に伴い、目標株価は490円から540円へ引き上げられた。レーティングは「ニュートラル」を継続している。同証券では、同社がこれまでよりも積極的に成長機会に資金を使っていきたいとの意向を示していることから、今後、具体的な投資案件が明らかにされる可能性もあるとみて、中長期的なトップライン拡大の可能性に注目したいと解説している。

■日清食HD <2897>  6,450円  +50 円 (+0.8%)  本日終値
 2日、日清食HD <2897> が発行済み株式数(自社株を除く)の2.27%にあたる250万株(金額で160億円)を上限に、3日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買い(買い付け価格は2日終値の6400円)を実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。

■日産自動車 <7201>  1,295円  +9.5 円 (+0.7%)  本日終値
 日産自動車<7201>が堅調。同社はこの日、インフィニティブランド初となるアクティブコンパクト「Q30」の生産を、英国サンダーランド工場で開始したことを発表した。インフィニティブランド初の欧州生産車となる「Q30」は、総額2億5000万ポンドを投資し英国サンダーランドに新設されたインフィニティブランド専用の組立工場で生産する。この投資に伴い、300人の新規雇用も創出、「Q30」による欧州での事業展開が注目される。

■朝日インテック <7747>  5,700円  +40 円 (+0.7%)  本日終値
 三菱UFJモルガン・スタンレー証券が2日付で朝日インテク <7747> [東証2]の投資判断「オーバーウェイト(強気)」を継続し、目標株価を5420円→6740円に増額したことが買い材料視された。リポートでは、デバイス事業での海外医療機器メーカー向けやレジャー用途の好調を反映し、業績予想を上方修正すると報告。また、主力のメディカル事業も好調に推移しており、3期連続2ケタ営業増益達成の可能性が一層高まるとしている。同証券では、16年6月期の連結営業利益を102億円→106億円(会社計画は90.5億円)、17年6月期は130億円→134億円、18年6月期は155億円→158億円にそれぞれ上方修正した。

■マーベラス <7844>  1,000円  +7 円 (+0.7%)  本日終値
 マーベラス<7844>が反発。この日10時ごろ、人気アニメ「東京喰種トーキョーグール」のOVA(オリジナルビデオアニメ)最新作2作品を、DVDなどパッケージ商品の販売と同時にインターネット配信を行うと発表しており、これを好感した買いが入っている。パッケージ商品の販売と同時にネット配信がスタートするのは、「東京喰種トーキョーグール【JACK】」と「東京喰種トーキョーグール【PINTO】」の2作品。人気アニメの最新作で商品販売とネット配信を同時に始めるのは珍しいが、DVDなどの購入者はパッケージを手元に置きたいという熱心なファンが中心であることから、ネット配信を並行してスタートしてもDVD販売への影響は軽微と判断したもよう。なお、ネット配信は、dアニメストア、dTV、アニメ放題の3つのアニメ専門ネット配信サービスで来年2月29日まで期間限定で配信される。

■マツキヨHD <3088>  6,410円  +30 円 (+0.5%)  本日終値
 マツモトキヨシホールディングス<3088>が小幅反発。12月2日提出分の5%ルール大量保有報告書で「モノ言う株主」として名前が知られている英国籍の投資ファンド「シルチェスター・インターナショナル・インベスターズ」が保有するマツモトキヨシHD株式を減少させていることがわかった。最新資料によると、シルチェスター・インターナショナル・インベスターズは発行済み株数の8.10%を保有していたが6.90%に減少していることが判明。保有株減少後は377万2000株を保有したままだ。一般的に考えて投資リターンを目的としているファンドが保有株を一部利益確定売りを開始したとみられる。株価が6500円で上値が重たくなったのは、こうした外資系ファンドの動きも関係している可能性がある。

■商船三井 <9104>  322円  +1 円 (+0.3%)  本日終値
 SMBC日興証券の海運セクターのリポートでは、2016年度の海運株の評価に大きな変化はないと指摘。株式市場からの評価改善には、海運市況の本格的な反転(上昇)が求められるものの、海運市場の需給環境が2016年に大幅に改善する可能性は限定的との見方で、海運株のバリュエーションは当面、低位水準が継続すると解説。業種格付け「中立」を継続、リターンリバーサル戦略として商船三井<9104>を買い推奨している。

■日本航空 <9201>  4,313円  +13 円 (+0.3%)  本日終値
 JAL<9201>が3日続伸。ここ原油市況が再び下げ基調にあり、北米指標であるWTI原油先物は2日に1ドル91セントの急落で1バレル=39ドル94セントとフシ目の40ドル台を割り込んだ。原油安は石油や資源開発などエネルギー関連には逆風となるが、空運や陸運など運輸業界においては原燃料コストの低下に伴う利益採算効果をもたらすことで買い材料となり、そのなか同社株は特に原油価格との株価連動性が高い。

■エービーシー・マート <2670>  6,810円  +20 円 (+0.3%)  本日終値
 エービーシー・マート<2670>が3日続伸。2日の取引終了後に発表した11月度概況で、既存店売上高が前年同月比0.8%増と小幅ながら5カ月連続で前年実績を上回ったことを好感した買いが入っている。11月は、月前半は天候不順と気温低下の遅れからブーツなどの動きが鈍かったものの、引き続きスポーツシューズやキッズシューズが好調だった。また、月後半は気温低下と降雪などで季節商品の売り上げが伸びた。なお、全店売上高は同5.2%増だった。

●ストップ高銘柄
 リーバイス <9836>  333円  +80 円 (+31.6%) ストップ高   本日終値
 石井工作研究所 <6314>  445円  +80 円 (+21.9%) ストップ高   本日終値
 攝津製油 <2611>  623円  +100 円 (+19.1%) ストップ高   本日終値
 アプリックス <3727>  1,073円  +150 円 (+16.3%) ストップ高   本日終値
 アイ・ピー・エス <4335>  767円  +100 円 (+15.0%) ストップ高   本日終値
 以上、5銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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