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【通貨】外為サマリー:1ドル123円40銭台へ上昇、ECB理事会の結果待ちの状態

 3日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=123円43銭前後と前日午後5時時点に比べ40銭弱のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=130円68銭前後と同1銭のユーロ高・円安と横ばい圏で推移している。
 ドル円相場は午後に入り123円40銭台へジリ高状態。今晩の欧州中央銀行(ECB)理事会の結果待ちだが追加緩和観測が強い一方、米国は12月利上げが視野に入っている。このなか、ドル高・ユーロ安の基調が強まり、円も売られやすい状況にある。
 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0587ドル前後と前日に比べ 0.0040ドル弱のユーロ安・ドル高で推移。この日のECBでは、「量的緩和(QE)の期間延長」、「国債の買い入れ金額の増額」、「中央銀行に余剰資金を預けた際の金利引き下げ」などが予想されているが、追加緩和の規模が小さいと判断された場合はユーロが買い戻される可能性もある。




出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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