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【材料】欧州大手証券、2016年はキーエンスが機械セクター時価総額トップになると予想

 UBS証券の機械セクターのリポートでは、2016年前半は受注や業績が低調になりそうと見る中、個別のファンダメンタルズ強弱感は更に広がると予想。円安によって先送りや覆い隠されてきた設備余剰や業界再編など機械業界の構造要因が一部で表面化する可能性もありそうとみて、中国の設備余剰問題は今までの素材産業から製造業に広がるか否か注目したいと解説。
 日本は政府主動で「ものづくり補助金」や「省エネ補助金」などのインセンティブを続けてきたものの、中国などの例を見ても需要を先食いした影響が2016年にかけて現れそうとの見方で、2016年はキーエンス<6861>がファナック<6954>を抜いてセクター時価総額トップになると予想している。
《MK》

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