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【市況】11時時点の日経平均は続落、日本郵政やファナックはしっかり


11時00分現在の日経平均株価は19864.49円(前日比73.64円安)で推移している。2日の米国市場では、利上げへの警戒感に加え、原油相場の下げが嫌気され、NYダウは158ドル安となった。こうした流れを受けて日経平均は43円安からスタートしたが、ドル・円がやや円安方向に振れていることもあり、寄り付き後はプラス圏に浮上する場面が見られた。ただ、ファーストリテ<9983>の下落などが指数を押し下げており、前場後半に入り日経平均は本日の安値を付けている。

個別では、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、三井住友<8316>、ソニー<6758>などが軟調。ファーストリテは既存店売上高の減少が嫌気され2%超の下落。また、転換社債型新株予約権付社債(CB)による資金調達を発表したパイオニア<6773>は5%前後下落しており、スズケン<9987>、保土谷<4112>などとともに東証1部下落率上位となっている。一方、日本郵政<6178>、ファナック<6954>、村田製<6981>、NTT<9432>、KDDI<9433>などが堅調。大東建<1878>は2%超の上昇に。また、東京綱<5981>、システムインテ<3826>、船井総研HD<9757>などが東証1部上昇率上位となっている。

《HK》

 提供:フィスコ

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