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【市況】個別銘柄戦略:本日は輸出関連に物色シフトの動きへ


米国株式市場は下落したものの、為替の相場での円安が好感される形で、下げ渋る展開が想定される。ECB理事会への期待感なども、押し目買い意欲を強めさせそうだ。原油市況の大幅な下落を映して、資源・エネルギー関連株などは厳しい展開が見込まれる。原油安メリットセクターには関心も向うが、海運セクターなどにはややネガティブなセクターレポートなども散見される。自動車などの輸出関連株に関心だが、前日に下げが目立った電子部品関連の見直しの動きなども注目される。中国液晶メーカーの積極投資報道が伝わっており、液晶関連には市況下落の懸念も高まろうが、設備投資関連などにはプラス材料視されるものも。ほか、小売り各社の月次発表が相次いでいるが、総じて11月の数値は悪い印象、株価には逆風といえよう。

《KS》

 提供:フィスコ

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