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【市況】【市場反応】カナダ中銀は政策据え置き、加ドル急伸


 外為市場ではカナダ中銀の金融政策会合の結果を受けてカナダドル買いが加速した。ドル・カナダは1.3408カナダドルから1.3373カナダドルへ下落。カナダ・円は91円99銭から92円25銭へ上昇し、日中高値を更新した。

カナダ中央銀行は市場の予想通り政策金利(翌日物貸出金利)を0.50%に据え置くことを決定。声明では成長は広範に10月見通しに一致、世界経済の成長も見通し通りの展開となったとの見解を表明した。労働市場も弾力的でインフレも見通しに一致。カナダ経済は複雑で長い調整局面にあるとの見解。米国経済の回復、カナダドル安、緩和策が奏功していると指摘した。警戒されていたほどハト派的な内容とならなかったためカナダドルの買い戻しが優勢となった。

【金融政策】
・カナダ中銀:政策金利(翌日物貸出金利)を0.50%に据え置き決定

《KK》

 提供:フィスコ

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