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【材料】欧州大手証券、鉄鋼は厳しいファンダメンタルズが続いているものの一部底打ちデータ散見と指摘

 クレディ・スイス証券の鉄鋼セクターのリポートでは、中国の経済減速などを背景に厳しい事業環境が続いているものの、米国鉄スクラップ価格の底打ち反転、10月の中国鉄鋼輸出量の減少、中国のホットコイルスプレッドの若干の回復など、ここ1カ月間で一部底打ちデータが散見されると指摘。
 それでも、ホットコイルスプレッドが反発力に欠けることに加え、中国などの粗鋼減産による鉄鉱石など主原料価格の下落が続いているとの見方で、国内需要に力強さがないことから鋼材在庫量の高止まりが続くなど、全体としては極めて厳しいファンダメンタルズが続いていると解説。
 個別では、神戸製鋼所<5406>の「アウトパフォーム」を継続している。
《MK》

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