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【市況】個別銘柄戦略:下値は限定的、内需株下支えの展開にも


ISM製造業景気指数の下振れにもかかわらず米国株は上昇、一方で為替の円高を受けてCME先物は小幅安となっている。前日の引けにかけて上昇した反動もあり、本日は売りが先行する展開となりそうだ。ただ、明日にECB理事会を控えていることで、大きく下落するようなリスクは乏しいとみられる。為替の動向からは、本日は内需株優位の展開となりそうだ。ただ、11月の月次が伸び悩む小売りセクターなどは上値追いの動きも限定的と考えられる。石油業界再編の報道が伝わっているが方向性などは織り込まれており、プレーヤーも少ないことで波及効果も乏しいとみられるため、材料視する動きは限定的であろう。投資判断格上げの沢井製薬、月次好調のアスクルなどを個別で注目へ。

《KS》

 提供:フィスコ

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