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【特集】【中国の視点】中国人の財布は寒くなったか、米不動産の投資意欲低下が鮮明


米不動産に対する中国人の投資意欲が低下し始めている。カリフォルニア州ニューポートビーチの不動産仲介業者によると、最近予算を大幅に削減する中国人投資家は目立っているという。

また、今年9月まで1年間で不動産価格が20%以上上昇したラスベガスやサクラメント、サンフランシスコ、オレンジ郡などの上昇ペースも鈍化し始めていると報告された。これら地区の7-9月の上昇率は1-3%にとどまり、2012年以来の最低水準となった。

専門家は、中国人の投資意欲の低下について、中国株の大幅下落に伴う保有資産の目減りが関係していると指摘。また、中国国内の不動産市場の低迷を受け、高価な米不動産への投資リスクが存在していることを認識しているとの見方も出ている。

なお、中国人による米不動産の購買価格は今年3月までに平均で50万米ドルとなり、ほかの外国人平均の約2倍になったと報告された。米不動産に対する中国人の投資額は昨年にカナダ人を抜いて世界トップになった。
《ZN》

 提供:フィスコ

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