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【市況】NY株式:ダウは168ドル高、堅調な経済指標を好感


1日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は168.43ドル高の17888.35、ナスダックは47.64ポイント高の5156.31で取引を終了した。中国の11月製造業景況指数が節目となる50を割り込み、同国の追加緩和期待が強まったことでアジア株が全面高となり、買いが先行。米国の経済指標が概ね堅調な内容となったことも好感され、終日堅調推移となった。11月ISM製造業景況指数は予想を下振れたものの、12月の利上げに影響を与える内容ではないとの見方が優勢となった。セクター別では全面高となり、ヘルスケア機器・サービスやソフトウェア・サービスの上昇が目立った。

ネット小売のアマゾン(AMZN)は前週末にタブレットなど自社製端末の売上が過去最高を更新したと発表し、上昇。ファストフードのヤム・ブランズ(YUM)は一部アナリストによる投資判断引き上げを受け、堅調推移。アメリカン航空(AAL)は、地上スタッフの賃上げで労働組合と合意に達したことが好感され上昇。

11月は感謝祭後から本格化する年末商戦を前に、自動車の買い控えが起こる時期だが、フォルクスワーゲンとホンダを除いて前年同期で販売台数が上昇しており、11月としては2001年以来の販売台数となる見通し。



Horiko Capital Management LLC

《TM》

 提供:フィスコ

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