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【市況】【市場反応】米11月ISM製造業、リセッション水準へ悪化、ドル下落


 外為市場では米国のISM製造業指数が予想外に景気後退水準に悪化したことに失望したドル売りが加速した。ドル・円は123円20銭の高値から122円86銭へ反落。ユーロ・ドルは1.0597ドルから1.0636ドルへ上昇した。

民間ISM(米供給管理協会)が発表した11月ISM製造業景況指数は48.6と、予想外に活動の収縮を示す50割れとなった。50割れは2012年12月以降ほぼ3年ぶりで、米国が景気後退に陥っていた2009年6月以来で最低となった。

一方、米国商務省が発表した10月建設支出は前月比+1.0%と、予想外に9月+0.6%から上昇。5月来の大幅な伸びとなった。

【経済指標】
・米・11月ISM製造業景況指数:48.6(予想:50.5、10月:50.1)
・米・10月建設支出:前月比+1.0%(予想:+0.6%、9月:+0.6%)

《KK》

 提供:フィスコ

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