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2015年12月01日16時31分

【市況】2万円回復、ここからは相対的に出遅れている銘柄やセクターへの見直しへ【クロージング】


1日の日経平均は大幅に反発。264.93円高の20012.40円(出来高概算20億5000万株)で取引を終えた。終値ベースでは8月20日以来、約3ヶ月半ぶりに節目の2万円を回復している。11月30日の米国市場は様子見ムードが強い中でNYダウ、ナスダックともに下落していた。ただし、シカゴ日経225先物清算値は大阪比40円高の19790円だったほか、円相場は1ドル123円台と円安に振れて推移していることが材料視されるなか、反発して始まった。また、朝方発表された2015年7-9月期の法人企業統計で設備投資の大幅な伸びが確認されたことなども、買い安心感につながった。

寄り付き後もじりじりと上げ幅を広げ、その後は19950円近辺でのもち合いが続いた。ただし、大引けにかけてはインデックスに絡んだ資金が押し上げる格好となり、大引けでの2万円回復となった。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1300を超えており、全体の6割を占めている。セクターでは、電力ガス、鉄鋼、機械、証券、卸売、電気機器、輸送用機器、非鉄金属、不動産、医薬品、保険が、TOPIXを上回る上昇率となった。

先高期待が高まる状況の中というよりは、インデックス売買であっさり節目の2万円を回復している。全員参加型で押し上げたという印象はなく、達成感にはつながらないだろう。ただし、日経平均の2万円からは強弱感が対立しやすく、戻り待ちの売り圧力も強いと考えられる。2万円固めが続くようだと、大きなトレンドにつながりやすくなりそうだ。ここからは、相対的に出遅れている銘柄やセクターへの見直しに向かわせよう。

《AK》

 提供:フィスコ

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