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【通貨】外為サマリー:1ドル123円00銭近辺に値を戻す、GPIFが為替ヘッジ開始と報道も

 1日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=122円93銭前後と前日午後5時時点に比べ11銭のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=130円08銭前後と同10銭のユーロ高・円安で推移している。
 ドル円相場は午前10時頃まで123円20銭台で推移していたが、上値の重さが警戒されたほか、利益確定売りにも押され、午前11時50分過ぎには一時122円64銭まで値を下げた。ただ、下値には値ごろ感からの買いも流入。その後、123円ライン前後まで値を戻した。
 また、米ダウ・ジョーンズは年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が資産運用に関して、為替変動に対してヘッジを開始したと報道した。足もとでは、ユーロに対するヘッジを始めたとされ、ユーロに買い戻しが入る要因となった。
 今晩は米国で11月ISM製造業景況感指数の発表がある。また、シカゴ連銀のエヴァンス総裁の講演などが予定されている。
 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0582ドル前後と前日に比べ 0.0001ドルのユーロ安・ドル高と横ばい圏で推移している。



出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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