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【材料】カゴメが反発、国内大手証券は目標株価を14%引き上げも、割安感乏しく「中立」継続

 カゴメ<2811>が3日ぶりに反発。後場に入りやや上げ幅を拡大し、現在はきょうの高値圏で推移している。
 SMBC日興証券は、カゴメの目標株価を1880円から2150円へ14%引き上げている。ただ、株価には割安感が乏しいとして投資評価は「2」(中立)を継続している。法定実効税率引き下げの影響を同証券業績予想へ反映し、15年12月期以降の当期利益予想のみ増額しているものの、営業利益は66億円と同社計画の71億円をやや下回る水準を見込むとしている。
 同証券ではまた、来年2月発表予定の同社中期計画で、飲料メーカーとしてのカゴメ以外の顔が見えてくれば、株式市場における受け止め方が変わってくる可能性があるとみて、注目したいとしている。
《MK》

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