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【通貨】外為サマリー:1ドル123円10銭台に上昇、米利上げ観測強く堅調推移

 1日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=123円10銭台と前日に比べ30銭強のドル高・円安となっている。
 前日のニューヨーク市場は、米利上げ観測が強まるなか、ドル買いが優勢で123円台に乗せた。11月シカゴ購買部協会景気指数は48.7と市場予想(54.0)を下回り、一時売りが膨らんだが、下げ幅は限定的。その後、一時123円34銭まで値を上げる場面があった。
 この日の東京市場に移ってからもドルは堅調に推移し、123円台前半での値動きを続けている。財務省が発表した15年7~9月期の法人企業統計調査は、全産業の設備投資額(金融・保険業を除く)が前年同期比11.2%増と市場予想(2.2%増)を上回った。
 この日は中国製造業PMIの発表などが予定されており、その結果も注目を集めている。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0570ドル前後と前日に比べ0.0010ドル前後のユーロ安。3日の欧州中央銀行(ECB)理事会での追加緩和観測は根強く、ユーロは軟調に推移。対円ではユーロ=130円10銭台と同20銭弱のユーロ高・円安で推移している。




出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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