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2015年12月01日10時26分

【市況】概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は小動き、GDP発表を控え買いが手控えられた


【ブラジル】ボベスパ指数 45120.36 -1.64%
30日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比752.55ポイント安(-1.64%)の45120.36で取引を終えた。45105.89まで下落した後、いったん45930.70まで上昇した。指数構成銘柄での値上がりは12、値下がりは49、変わらず2であった。

ブラジル中銀が発表した週次エコノミスト調査で、2015年の経済成長率見通しが-3.19%となり(前回-3.15%)、2016年も-2%超との見方とされ、景気後退継続の可能性への懸念が株安につながったもよう。2015年のインフレ見通しも10.38%(前回10.33%)まで悪化した。また、政治混乱の再燃で、ルセフ大統領の政権運営に対する懸念も引き続きブラジル株の売り圧力になった。

【ロシア】MICEX指数 1771.05 -1.37%
30日のロシア株式市場は続落。主要指標のMICEX指数は、前日比24.65ポイント安(-1.37%)の1771.05で取引を終了した。1087.54から1771.05まで下落し、安値引けとなった。

ロシアがトルコに対して経済制裁を発動したことで、ロシア経済に対する影響も懸念され、株安になったとの見方。経済制裁は、ロシアとトルコを結ぶすべてのチャーター便の運航禁止、旅行会社によるトルコツアーの販売禁止、トルコの野菜や果物の輸入禁止、来年1月から短期ビザ免除を停止、トルコ人従業員の新規雇用も原則禁止など。

【インド】SENSEX指数 26145.67 +0.07%
30日のインドSENSEX指数は小動き。前日比17.47ポイント高(+0.07%)の26145.67、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同7.45ポイント安(-0.09%)の7935.25で取引を終えた。

終始前日の終値近辺でもみ合った。7-9月期の国内総生産(GDP)がこの日の取引終了後に発表されるため、積極的な買いは手控えられた。なお、同期のGDP成長率は前期の7.0%から7.4%まで加速し、市場予想の7.3%を上回った。また、翌12月1日に開催される金融政策決定会合では、政策金利が据え置かれるとみられている。ほかに、外国人投資家(FII)の売り越しが継続していることも指数の上値を抑えた。FIIは前営業日27日までに12日連続の売り越しとなった

【中国本土】上海総合指数 3445.40 +0.26%
30日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比9.10ポイント高(+0.26%)の3445.40ポイントと3日ぶり反発した。

自律反発狙いの買いが優勢。上海総合指数が先週末に急落し、今月に入ってからの上昇分をほぼ削るなか、値ごろ感が着目された。時価総額上位の銘柄が大きく売られ、後場寄り直後に上海総合指数は一時3%超下落し、約4週ぶりの安値を付けたものの、程なく買い戻しが入っている。政策期待の高まりも相場を支えた。12月の上旬から中旬にかけて、翌年度・経済政策の基本方針を決める「中央経済工作会議」が開かれる予定だ。

《CS》

 提供:フィスコ

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