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【通貨】NY為替:ドル・円は123円11銭、米年内の利上げ観測&実需でドル続伸


 30日のニューヨーク外為市場でドル・円は、123円00銭へ弱含んだのち、123円34銭へ上昇し123円11銭で引けた。米国の11月シカゴ購買部協会景気指数や10月中古住宅販売成約指数が予想を下回ったことを嫌気して、ドル売りが一時強まった。しかし、11月ダラス連銀製造業活動指数が予想を上回ったことや、根強い年内の利上げ観測によるドル買いが下値を支えた。


 ユーロ・ドルは、1.0585ドルから1.0558ドルへ下落して1.0564ドルで引けた。ドイツの小売が予想外のマイナスに落ち込んだことや、欧州中央銀行(ECB)の定例理事会を控えて根強い追加緩和観測を受けたユーロ売りが継続した。ユーロ・円は、130円30銭へ上昇後、130円02銭へ反落した。


 ポンド・ドルは、1.5009ドルから1.5069ドルへ上昇。ドル・スイスは、1.0315フランから1.0259フランへ下落した。

《KK》

 提供:フィスコ

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