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【市況】【市場反応】米11月シカゴPMI/10月中古住宅販売成約、ドル底堅い展開


 外為市場ではシカゴ購買部協会景気指数(PMI)が予想外の50割れとなったものの、中古住宅販売成約指数が3か月ぶりのプラスに改善したため、ドルは底堅い展開となった。ドル・円は123円00銭へ弱含んだのち、123円10銭へじり高推移。ユーロ・ドルは1.0575-80ドルで上値の重い展開となった。

米国の11月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)は48.7と、10月の56.2から低下し、予想外の50割れで、活動の縮小を示した。

その後、全米不動産業者協会(NAR)が発表した10月中古住宅販売成約指数は前月比+0.2%と、市場予想の+1.0%を下回ったものの、3か月ぶりのプラスに改善。また、9月分も-2.3%から-1.6%へ上方修正された。同指数は中古住宅販売の先行指標として注目される。

【経済指標】
・米・10月中古住宅販売成約指数:前月比+0.2%(予想:+1.0%、9月:-1.6%←-2.3%)

・米・11月シカゴ購買部協会景気指数:48.7(予想:54.0、10月:56.2)

《KK》

 提供:フィスコ

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