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【通貨】東京為替:ドル・円は122円72銭付近、下値では押し目買い意欲(訂正)


下記のとおり修正します。
(誤)ドル・円は127円72銭付近
(正)ドル・円は122円72銭付近


30日の東京外為市場でドル・円は122円72銭付近。日経平均株価の弱含みを受け、積極的なドル買いは出にくいが、押し目買い意欲で下値は堅い。

ドル・円は前週末の海外市場からもみあう展開が続いており、週明け東京市場では日経平均の値動きが手がかりとなっている。引き続き節目の20000円を回復できるかどうか注目される。

午前中に日銀の黒田日銀総裁が「円安は輸入コスト増や家計の実質所得に下押し圧力」との見方を示しており、ドルはやや上げ渋った。日経平均の下げ幅は再び縮小しつつあるが、リスク選好的な円売りは増えていないようだ。

ランチタイムの日経平均先物は引き続き弱含みとなっていることから、ドルは午後もさえない値動きが予想される。ただ、122円50銭以下には個人勢などのドル買い興味が多少残されており、日経平均が20000円回復に向かえば、ドル買いに振れよう。

なお、ユーロ・ドルは弱含み、1.0571ドルから1.0594ドルで推移。また、ユーロ・円はもみあい、129円82銭から130円11銭で取引された。

【要人発言】
・日本銀行黒田総裁
「円安は輸入コスト増や家計の実質所得に下押し圧力」

《XH》

 提供:フィスコ

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