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【材料】石油関連株が安い、OPEC総会接近も原油の先安感は拭えず

 石油関連株が安い。国際石油開発帝石<1605>やJXホールディングス<5020>、コスモエネルギーホールディングス<5021>などが値を下げている。27日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近1月物が25日比1.33ドル安の1バレル=41.71ドルに下落した。米12月利上げ観測でドル高が進むなか、ドル建てで取引される原油の割高感が指摘されている。
 また、12月4日の石油輸出国機構(OPEC)総会が接近しているが、サウジアラビアなどの減産には懐疑的な見方も少なくない。さらに、イランは欧米の経済制裁緩和を視野に輸出量を増やすとの観測があり、石油の先安懸念は拭えない状態が続いている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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