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2015年11月30日07時06分

【経済】NYの視点:11/30週のポイントはECB定例理事会、米雇用統計、イエレンFRB議長とフィッシャーFRB副議長の講演


◎11/30週のポイント

欧州中央銀行(ECB)の定例理事会で果たして期待通り追加緩和が実施されるかどうかに焦点が集まる。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)が年内の利上げを決定する上で鍵を握る11月の雇用統計や会合での材料となる米連邦準備制度理事会(FRB)が公表するベージュブック(地区連銀経済報告)に注目が集まる。また、イエレンFRB議長はエコノミッククラブでの講演に加え、経済の見通しに関しての議会証言を予定しているほか、フィッシャーFRB副議長も講演が予定されており、内容に注目される。
ECBが予想以上の規模の追加緩和に踏み切り、米国の雇用統計が年内の利上げを後押しする結果となると、ユーロ・ドルが一段と下落することになる。

ECBの定例理事会を控えてリークされた情報から以下のことが分かっている。まず、ECBはまだ、一貫した手段を決定していないこと、一部のメンバーは追加緩和の規模で市場の予想を上回るサプライズを与える意向があること、量的緩和(QE)の購入対象で、都市・州発行債も依然として選択肢となっていること、市中銀行による中銀の預金規模に基づき、金利を2段階に設定すること。

関係筋は「我々はデフレに陥っている、対処する必要がある」と言及。市場に脅威を与えた。ユーロはすでに20ベーシスポイントの中銀預金金利の引き下げや量的緩和(QE)の拡大を織り込んだと見られている。


●米国

1日:11月ISM製造業景況指数:予想50.5(10月50.1)、エバンス・シカゴ連銀総裁が経済や政策に関して講演、ブレイナード米連邦準備制度理事会(FRB)理事が講演
2日:イエレンFRB議長あいさつ、ワシントンエコノミッククラブで講演、ロックハート・アトランタ連銀総裁が経済に関して講演、米連邦準備制度理事会(FRB)はベージュブック(地区連銀経済報告)を公表、ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁が見通しに関して講演
3日:11月ISM非製造業指数:予想58.0(10月59.1)、イエレンFRB議長が経済の見通しに関して議会証言、フィッシャー米FRB副議長が金融安定、シャドウバンキングに関して講演、メスター・クリーブランド連銀総裁が講演
4日:11月雇用統計:失業率予想5.0%(9月5.0%)、非農業部門雇用者数:予想20万人(9月27.1万人)、ブラード・セントルイス連銀総裁、コチャラコタ米ミネアポリス地区連銀総裁が講演


●欧州

3日:欧州中央銀行(ECB)定例理事会


●地政学的リスク

ウクライナ紛争
ガザ紛争
イラク、イスラム過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」
シリア
イエメン

《NO》

 提供:フィスコ

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