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【市況】今週の「特異日」カレンダー(11月30日-12月11日)


―アノマリーが語る「上げやすい日、下げやすい日」―

 ここでの「特異日」とは、日経平均の日足が前日比で上げた場合を「勝ち」、下げた場合を「負け」とした時、過去10年間で「7勝以上」「7敗以上」の偏りを示す、経験則上、上昇・下落しやすい日を指します。

 今週(11月30日-12月4日)は、12月1日(火)に「8勝2敗」、2日(水)に「7勝3敗」、3日に「8勝2敗」(木)とプラスの特異日が3日連続で訪れます。スケジュール面でも1日に中国製造業PMI、2日は米ADP雇用統計、3日にはECB理事会、4日に米雇用統計と重要イベントが連続しており、掉尾の一振が期待される年末相場を占う重要な一週となりそうな気配です。

 一方、翌週(12月7日-11日)は打って変わって10日(木)にマイナスの特異日が観測されるだけとなります。ただ、翌11日にはメジャーSQと新月が重なりますので、潮目が変わる可能性にも十分に注意を払う必要があるかもしれません。

△【 7勝以上 】
  12月 1日(火) ○8-●2:中国製造業PMI、米ISM製造業景況指数
  12月 2日(水) ○7-●3:米ADP雇用統計
  12月 3日(木) ○8-●2:ECB理事会、翌4日に米雇用統計

▲【 7敗以上 】
  12月10日(木) ○2-●8:翌11日がメジャーSQ、新月

※○は「勝ち(前日比プラス)」、●は「負け(前日比マイナス)」を表し、例えば「○7-●3」は7勝3敗を意味します。

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