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【通貨】英ポンド週間見通し:やや底堅い動きか、ドル高・円安進行で連れ高となる可能性


■軟調推移、利上げ時期先送りの思惑浮上

先週のポンド・円は軟調推移。英国中央銀行のカーニー総裁は、低金利環境がしばらく続くとの見通しを示したことが要因。利上げ時期は来年後半以降に後ずれするとの思惑が浮上し、ポンド売りが優勢となった。取引レンジは184円25銭-186円98銭。

■やや底堅い動きか、ドル高・円安進行で連れ高となる可能性

今週のポンド・円はやや底堅い動きを見せる可能性がある。米利上げ期待でドル高・円安が進行した場合、ポンドの対円レートは連れ高となる見込み。英中央銀行は2016年に利上げを開始するとの期待は残されていることもポンド買い・円売りを促す要因となる。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・12月1日:11月製造業PMI(予想:53.6、10月:55.5)

予想レンジ:183円00銭-187円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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