【市況】感謝祭明けで買い先行か、薄商いで方向感は出にくい
『米株式市場』
26日のNY市場は、感謝祭の祝日で休場だった。欧州市場は緩和期待を背景に堅調だったこともあり、祝日明けのNY市場はやや買い先行の展開が意識されやすい。ただし、午後1時までの短縮取引であるため、引き続き参加者が限られる中、方向感の出難い相場展開になりそううだ。
注目されるのはクリスマス商戦に突入した個人消費動向に関心が集まりそうである。27日は感謝祭翌日の「ブラック・フライデー」となり、クリスマス商戦の始まりを告げる。感謝祭翌週の月曜日はサイバー・マンデーと称され、オンラインショッピングにおけるホリデーシーズンの始まりとされている。週末の動向を意識しつつ、方向性が出てくるのは週明け以降といったところであろう。
《TY》
提供:フィスコ