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【市況】日経平均は反落、商い閑散で売買代金は約1ヶ月ぶりに2兆円台割れ/相場概況


日経平均は反落。追加の金融緩和期待で欧州株式市場が総じて堅調推移となったことから、東京市場は買い優勢で取引を開始した。先物市場では225先物が20010円を付ける場面が見られたものの、日経平均は高寄り後、じりじりと上げ幅を縮小する展開に。10時30分過ぎには、225先物に断続的な売りが入ったことで日経平均はマイナス圏での推移となった。売り一巡後は下げ渋る展開となったが、本日の米国市場が半日立会いであることなどが影響して積極的な売買は手控えられた。

大引けの日経平均は前日比60.47円安の19883.94円となった。東証1部の売買高は18億5165万株、売買代金は1兆9929億円と10月22日以来の2兆円台割れ。業種別では、空運、電気・ガス、パルプ・紙、その他製品、ガラス・土石がさえない。一方、上昇したのは、鉱業、海運、非鉄金属、倉庫・運輸、水産・農林の5セクターのみ。

個別では、ソフトバンクグ<9984>、保土谷<4112>、ソニー<6758>、ファーストリテ<9983>、東芝<6502>が買われた一方、みずほ<8411>、アルプス電<6770>、任天堂<7974>、日本電産<6594>、JAL<9201>が売られた。このほか、マザーズ上場のそーせい<4565>が大商いでトヨタ自<7203>に次ぐ売買代金となった。
《MT》

 提供:フィスコ

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