【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):あすか薬、ミサワホーム、サイバダイン、FCC
■あすか製薬 <4514> 1,557円 +115 円 (+8.0%) 本日終値 東証1部 上昇率4位
あすか製薬<4514>が続急伸。26日に政府が打ち出した「1億総活躍社会」実現への緊急対策の一つとして、「希望出生率1.8」の目標が掲げられ、不妊治療への補助が盛り込まれたことから、不妊治療薬を手掛ける同社に思惑が働いたもよう。同社では婦人科薬として、JCRファーマ<4552>と共同で不妊症治療剤「AKP-501」の開発を進めていることから、これを材料視した買いが入っているようだ。
■ミサワホーム <1722> 949円 +45 円 (+5.0%) 本日終値
ミサワホーム<1722>が急伸。同社は26日の取引終了後、完全子会社のミサワホーム東海を16年4月1日をメドに吸収合併すること発表した。同社では首都圏の施工機能の集約・統合による機動的な施工体制の構築を目指すべく今年10月1日には首都圏におけるディーラー4社を吸収合併し直販化している。今回、ミサワホーム東海の吸収合併により、東海地区を直販化し、さらなる経営の効率化を図る。
■富士ソフト <9749> 2,768円 +101 円 (+3.8%) 本日終値
三菱UFJモルガン・スタンレー証券が26日付で富士ソフト <9749> の投資判断「オーバーウェイト(強気)」を継続し、目標株価を2420円→2930円に増額したことが買い材料視された。リポートでは、同社の機械制御系組込みソフト開発は自動車・FAなどを仕向け先として前年比2桁増収基調にあると報告。その上で、同社が日本のものづくりの貴重なパートナーであることに対して株式市場の評価に上昇余地があると指摘している。同証券では、金融向けを中心とした受注増加やエンジニアの稼働率向上・採用抑制などを踏まえ、15年12月期の連結営業利益を79億円→85億円(会社計画と同額)、16年12月期は81億円→89億円、17年12月期は85億円→94億円にそれぞれ上方修正した。
■ベルーナ <9997> 714円 +24 円 (+3.5%) 本日終値
ベルーナ<9997>が後場急伸。同社はこの日、午後1時30分に株主優待制度を導入することを発表、これを好感する動き。毎年3月末と9月末の株主に対して100株以上500株未満保有の株主に対して、年2回、通信販売の優待券1000円分と裏磐梯レイクリゾート宿泊優待券1枚など保有株式数に応じて贈呈する。
■SMK <6798> 651円 +20 円 (+3.2%) 本日終値
SMK<6798>が反発。コネクター、スイッチなどを主力に電子部品を手掛けるが、スマートフォン向けタッチパネルなど中心に高水準の需要を確保、今後は「ウエアラブル端末などの市場も立ち上ってくることで商機を捉える」(市場関係者)との見方が強い。直近では、同社独自のセンシング技術を採用することで、外乱光耐性が当社従来比5倍以上に向上させた光学方式タッチパネルを開発したことを発表している。一方、カーナビゲーションやITS車載器を手掛け、市場の有力テーマに浮上している「自動運転車」分野でも活躍が見込める。運転支援システム分野で注目される車載HMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)では、運転者の親指だけですべてコントロールする技術が注目されているもようだ。
■リョービ <5851> 458円 +13 円 (+2.9%) 本日終値
リョービ<5851>が3日続伸。主力商品の自動車向けダイカストは、中国や北米での新規受注案件が立ち上がり、中国やタイでの工場稼働に伴うコスト減少や円安メリットも利益拡大に寄与している。通期業績について中国景気減速の影響やVW問題の影響を考慮して従来予想を引き下げたが、会社側予想は保守的過ぎるとの見方も出ている。立花証券では26日付で同社の投資判断を「強気」継続(目標株価590円)としている。
■電通国際情報サービス <4812> 2,073円 +58 円 (+2.9%) 本日終値
ISID<4812>が3日続伸し、連日で年初来高値を更新。大和証券は同社について、15年12月期は決算期変更により9カ月決算であるものの、4~9月の営業利益は既に会社通期計画並み、かつ10~12月も増収増益が継続すると想定。今期の当期利益予想が大きいのは、投資有価証券売却益によるとしたうえで、12カ月決算に復帰する16年12月期は継続性を鑑みた15年1~12月累計比では、前年同期比3%増収、同11%営業増益と同証券では予想。レーティングは「1」(買い)を継続、目標株価は1610円から2360円へ引き上げている。
■CYBERDYNE <7779> 1,915円 +46 円 (+2.5%) 本日終値
CYBERDYNE<7779>が3日続伸。同社は介護用ロボットスーツHALを開発、高齢者社会に向けて市場の関心が高まっている。株価は分割後の高値圏で推移している。大和証券が「一億総活躍社会と新3本の矢」に関連する銘柄をリストアップしたリポートをリリース。介護ロボット関連銘柄に4銘柄をスクリーニング。サイバダイン、安川電機<6506>、住友理工<5191>、菊池製作所<3444>などを紹介している。
■エフ・シー・シー <7296> 2,561円 +57 円 (+2.3%) 本日終値
エフ・シー・シー<7296>が続伸。東海東京調査センターが26日付のリポートで投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に引き上げ、目標株価を3200円としたことが好感されている。リポートでは「今上期決算発表では予想以上の好決算で注目されたが、ホンダ以外の顧客とのビジネスが拡大中、収益を押し上げた。この勢いは続くと見込まれ、株価動向でもホンダ株離れが期待できると思われる」としている。
■インフォコム <4348> 1,240円 +27 円 (+2.2%) 本日終値
インフォコム<4348>が5日続伸。電子書籍配信ではコンテンツの拡充に注力したことで「めちゃコミック」が好調に推移。これに加えてヘルスケア事業では、病院向けシステム販売が拡大しており、今16年3月期は通期連結営業利益で44億円(前期比22.0%増)と2ケタ増益を計画。データセンターに絡む事業終了に伴う特損計上で純利益では8億5000万円(同60.9%減)の見込みながら業績への不安はない。がん患者指導管理支援システムなどの新分野の寄与も期待。
株探ニュース
あすか製薬<4514>が続急伸。26日に政府が打ち出した「1億総活躍社会」実現への緊急対策の一つとして、「希望出生率1.8」の目標が掲げられ、不妊治療への補助が盛り込まれたことから、不妊治療薬を手掛ける同社に思惑が働いたもよう。同社では婦人科薬として、JCRファーマ<4552>と共同で不妊症治療剤「AKP-501」の開発を進めていることから、これを材料視した買いが入っているようだ。
■ミサワホーム <1722> 949円 +45 円 (+5.0%) 本日終値
ミサワホーム<1722>が急伸。同社は26日の取引終了後、完全子会社のミサワホーム東海を16年4月1日をメドに吸収合併すること発表した。同社では首都圏の施工機能の集約・統合による機動的な施工体制の構築を目指すべく今年10月1日には首都圏におけるディーラー4社を吸収合併し直販化している。今回、ミサワホーム東海の吸収合併により、東海地区を直販化し、さらなる経営の効率化を図る。
■富士ソフト <9749> 2,768円 +101 円 (+3.8%) 本日終値
三菱UFJモルガン・スタンレー証券が26日付で富士ソフト <9749> の投資判断「オーバーウェイト(強気)」を継続し、目標株価を2420円→2930円に増額したことが買い材料視された。リポートでは、同社の機械制御系組込みソフト開発は自動車・FAなどを仕向け先として前年比2桁増収基調にあると報告。その上で、同社が日本のものづくりの貴重なパートナーであることに対して株式市場の評価に上昇余地があると指摘している。同証券では、金融向けを中心とした受注増加やエンジニアの稼働率向上・採用抑制などを踏まえ、15年12月期の連結営業利益を79億円→85億円(会社計画と同額)、16年12月期は81億円→89億円、17年12月期は85億円→94億円にそれぞれ上方修正した。
■ベルーナ <9997> 714円 +24 円 (+3.5%) 本日終値
ベルーナ<9997>が後場急伸。同社はこの日、午後1時30分に株主優待制度を導入することを発表、これを好感する動き。毎年3月末と9月末の株主に対して100株以上500株未満保有の株主に対して、年2回、通信販売の優待券1000円分と裏磐梯レイクリゾート宿泊優待券1枚など保有株式数に応じて贈呈する。
■SMK <6798> 651円 +20 円 (+3.2%) 本日終値
SMK<6798>が反発。コネクター、スイッチなどを主力に電子部品を手掛けるが、スマートフォン向けタッチパネルなど中心に高水準の需要を確保、今後は「ウエアラブル端末などの市場も立ち上ってくることで商機を捉える」(市場関係者)との見方が強い。直近では、同社独自のセンシング技術を採用することで、外乱光耐性が当社従来比5倍以上に向上させた光学方式タッチパネルを開発したことを発表している。一方、カーナビゲーションやITS車載器を手掛け、市場の有力テーマに浮上している「自動運転車」分野でも活躍が見込める。運転支援システム分野で注目される車載HMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)では、運転者の親指だけですべてコントロールする技術が注目されているもようだ。
■リョービ <5851> 458円 +13 円 (+2.9%) 本日終値
リョービ<5851>が3日続伸。主力商品の自動車向けダイカストは、中国や北米での新規受注案件が立ち上がり、中国やタイでの工場稼働に伴うコスト減少や円安メリットも利益拡大に寄与している。通期業績について中国景気減速の影響やVW問題の影響を考慮して従来予想を引き下げたが、会社側予想は保守的過ぎるとの見方も出ている。立花証券では26日付で同社の投資判断を「強気」継続(目標株価590円)としている。
■電通国際情報サービス <4812> 2,073円 +58 円 (+2.9%) 本日終値
ISID<4812>が3日続伸し、連日で年初来高値を更新。大和証券は同社について、15年12月期は決算期変更により9カ月決算であるものの、4~9月の営業利益は既に会社通期計画並み、かつ10~12月も増収増益が継続すると想定。今期の当期利益予想が大きいのは、投資有価証券売却益によるとしたうえで、12カ月決算に復帰する16年12月期は継続性を鑑みた15年1~12月累計比では、前年同期比3%増収、同11%営業増益と同証券では予想。レーティングは「1」(買い)を継続、目標株価は1610円から2360円へ引き上げている。
■CYBERDYNE <7779> 1,915円 +46 円 (+2.5%) 本日終値
CYBERDYNE<7779>が3日続伸。同社は介護用ロボットスーツHALを開発、高齢者社会に向けて市場の関心が高まっている。株価は分割後の高値圏で推移している。大和証券が「一億総活躍社会と新3本の矢」に関連する銘柄をリストアップしたリポートをリリース。介護ロボット関連銘柄に4銘柄をスクリーニング。サイバダイン、安川電機<6506>、住友理工<5191>、菊池製作所<3444>などを紹介している。
■エフ・シー・シー <7296> 2,561円 +57 円 (+2.3%) 本日終値
エフ・シー・シー<7296>が続伸。東海東京調査センターが26日付のリポートで投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に引き上げ、目標株価を3200円としたことが好感されている。リポートでは「今上期決算発表では予想以上の好決算で注目されたが、ホンダ以外の顧客とのビジネスが拡大中、収益を押し上げた。この勢いは続くと見込まれ、株価動向でもホンダ株離れが期待できると思われる」としている。
■インフォコム <4348> 1,240円 +27 円 (+2.2%) 本日終値
インフォコム<4348>が5日続伸。電子書籍配信ではコンテンツの拡充に注力したことで「めちゃコミック」が好調に推移。これに加えてヘルスケア事業では、病院向けシステム販売が拡大しており、今16年3月期は通期連結営業利益で44億円(前期比22.0%増)と2ケタ増益を計画。データセンターに絡む事業終了に伴う特損計上で純利益では8億5000万円(同60.9%減)の見込みながら業績への不安はない。がん患者指導管理支援システムなどの新分野の寄与も期待。
株探ニュース