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【市況】東京株式(前引け)=朝高も買い続かず反落

 27日前引けの日経平均株価は前日比49円安の1万9894円と反落。前場の東証1部の売買高概算は9億9820万株、売買代金概算は1兆104億1000万円。値上がり銘柄数は676、対して値下がり銘柄数は1098、変わらずは145銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、朝方高く始まったものの、日経平均2万円大台の壁は厚く、前日に続き目前で跳ね返された格好。前日の欧州株高を受けて朝方は主力株中心にリスクを取る動きがみられたが続かなかった。海外投資家の参戦が限定的で売買高が盛り上がりを欠いているほか、ECB理事会やOPEC総会など重要イベントの結果を見極めたいとの思惑も働き買い一巡後は売りに押された。
 個別では住友金属鉱山<5713>が高く、ソニー<6758>も堅調。日本マイクロニクス<6871>が値を飛ばし、MISAWA<1722>、大阪チタ<5726>も大きく買われた。前日ストップ高の保土谷化<4112>も利食いをこなし続伸した。半面、任天堂<7974>が安く、住友大阪<5232>も売られた。日清紡HD<3105>、ゲンキー<2772>も大幅安。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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