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【経済】「海外からの金融攻撃に要注意」=人民銀の周総裁


中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁はこのほど、共産党機関紙「人民日報」で発表した社説の中で、金融体制の改革や健全な金融システムの形成などを強調したと同時に、中国の金融市場に対する海外からの攻撃に備える必要があることにも言及した。

一部の市場関係者は、総裁が発言した「金融市場への攻撃」について、これが今年夏期の中国本土市場の急落に関連しているとみている。金融市場の対外開放の推進に伴い、こうした攻撃が今後も現れると警戒されている。

なお、公安部は今年7月、上海市で株価指数先物取引の相場操縦などを不正した疑いで貿易会社の責任者数人を逮捕した経緯があった。この会社は事業内容を貿易として登記したが、実際は遠隔操作(リモートコントロール)を通じて海外で悪意のある空売りに関わっていたという。

《ZN》

 提供:フィスコ

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