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【市況】個別銘柄戦略:引き続き有機EL関連や郵政グループの動向など注目


欧州株高などを背景に日経平均は2万円大台乗せが期待されるところ。来週にはECB理事会などを控え、その後も達成感が大きく強まる流れにはならないだろうが、週末でもあり一段の上値追いは限定的にとどまりそうだ。とりわけ、直近で上昇ピッチが早まっていた新興市場銘柄の一角には換金売り圧力も強まろう。前日には、1億総活躍社会に向けた対策のとりまとめが行われているが、関連銘柄を一段と上昇させるような流れには至らないであろう。一方、韓国LGの大型投資報道を受けて、有機EL関連の物色は継続する余地も。また、前日に大幅安となった液晶関連の一角などには自律反発の動きなども想定。貸借銘柄選定の日本郵政グループの動向などには関心も向おう。また、米国の年末商戦スタートで、ネット通販の好調などに関心が高まる可能性もあろう。

《KS》

 提供:フィスコ

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