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【材料】旭化成が大幅続伸、大手証券は「杭工事問題で株価は下げ過ぎ」と考え「Buy」を継続

 旭化成<3407>が大幅に5日続伸となっている。子会社旭化成建材による杭打ち工事のデータ改ざん問題で、10月15日から株価は急落していたがチャートは最悪期を脱したもよう。
 国内大手証券では、杭工事問題で大きく売られた旭化成の株価は下げ過ぎとして、目標株価を1400円から930円に引き下げているものの、レーティングは「Buy」を継続するとリポートで紹介している。同証券のアナリストは「杭工事での流用と安全性は分けて考えるべき」と解説。
 旭化成は一連の事件で急落した際に、信用売り残も急増。現時点での空売り残は636万株を超えており、株価上昇により売り方の買い戻しが発生すれば、上昇の勢いが増す可能性がある。
《MK》

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