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【市況】東京株式(前引け)=欧州株高と政策期待で2万円台目前

 26日前引けの日経平均株価は前日比111円高の1万9959円と反発。前場の東証1部の売買高概算は9億4954万株、売買代金概算は9840億1000万円。値上がり銘柄数は1073、対して値下がり銘柄数は701、変わらずは143銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、前日の欧州株高を受け投資家の地政学リスクに対する不安心理が改善、朝方からリスクを取る動きが強まった。為替が円安傾向で推移していることや、中国をはじめアジア株市場が総じて堅調な動きをみせていることも追い風となっている。国内では補正予算への期待などを背景に建設など内需株に物色資金が向かっている。売買代金は前場段階で1兆円を下回ったが、売り圧力に乏しく日経平均は2万円大台を目前にとらえている。
 個別ではトヨタ<7203>が好調。ファーストリテ<9983>が高く、小野薬<4528>も買われた。保土谷化<4112>がストップ高に買われ、ダイニック<3551>も大幅高。ベリサーブ<3724>、パイオニア<6773>も値を飛ばした。半面、日東電工<6988>が大幅安、JDI<6740>、ミネベア<6479>も売られた。アコーディア<2131>、SUMCO<3436>も下落した。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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