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【材料】コメ兵が上昇、インバウンド関連見直しで底値離脱の初動に

 コメ兵<2780>が上昇、前週後半を境に買いが入り始め底値圏離脱の動きにある。同社は宝石や時計など中古品のリユースを展開するが、店舗については、銀座や新宿、渋谷といった外国人観光客が多い場所に構えており、インバウンドの恩恵を取り込みやすい特長を持っている。8月中旬以降、中国景気の減速懸念を背景にインバウンド関連として売り込まれたが、時価は急落前の8月11日の高値4025円から44%前後の大幅な調整を入れた水準で値ごろ感が意識されている。同社の9月度月次売上高は前年同月比7.8%減と前年実績を下回ったものの、10月度は12.0%増と2ケタ増に切り返していることもあって、見直し機運が強まっている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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