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【市況】26日の株式相場見通し=買い先行も売買エネルギー不足を懸念

 26日の東京株式市場は、前日の欧州株式市場の上昇を好感するなどして買い先行のスタートとなる可能性が高いものの、現地時間きょう米株式市場が感謝祭の祝日で休場となることから、市場参加者の減少が予想され、市場エネルギーの後退から上値は限定されることになりそうだ。
 25日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比1.20ドル高の1万7813.39ドルと小幅続伸した。感謝祭の祝日を翌日に控えて、市場参加者が少ないなか見送り気分の強い展開となった。米10月の耐久財受注が前月比3.0%増と市場予想の1.8%増を上回ったことを好感して、買いが優勢となる場面があったものの続かなかった。ナスダック総合株価指数は、前日比13.335ポイント高の5116.143と続伸した。
26日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=122円60銭台での推移となっている。
 日程面では、政府が1億総活躍社会の実現に向けた緊急対策のとりまとめ、24日時点の給油所の石油製品価格、10月の白物家電国内出荷実績に注目。海外では、ロ仏首脳会談、感謝祭の祝日で米市場休場が焦点となる。(冨田康夫)


出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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